制作をご依頼いただく前に

WordPressサイト制作をご依頼いただく前に、まず確認させてください。

ことり

本当に WordPress で大丈夫ですか?

教えてください。
あなたが WordPress でウェブサイトを作りたいとお考えになったのはなぜですか?

  • 簡単にカッコいいウェブサイトが作れる
  • SEOに強い
  • 維持費が安い
  • ブログが無限に書ける
  • とっても素敵なウェブ広告が流れてきた

こんな話をどこかでお聞きになった、あるいは目にされたのではないでしょうか。

 

私は、WordPress をこよなく愛する者として、

ことり

ウェブサイトは WordPress 一択です!

って本当は言いたい。

 

でも、焚きつけて WordPress で泣く人を増やしたのでは、本末転倒なわけですよ。

WordPress が好きな人を増やしたいんですよ。
WordPress に助けられる事業者さんを増やしたいんです。集客面でも、収益面でも。

これまで WordPress で挫折する事業者さん、泣かされる事業者さんをたくさん見てきましたから・・・。

 

だから、サイト制作をご依頼くださる方(依頼しようとしてくださっている方)に、まず確認させていただくことにしているのです。

ことり

本当に WordPress で大丈夫ですか?

WordPress は、事業者さんにとって「目的」ではなく「手段」です。集客のため、そして信頼獲得のための、ひとつの手立て。

リアルの店舗と同じようにお考えいただければ、おわかりになると思います。

 

リアル店舗の場合

かねてより自分のお店を持ちたいと考えており、がんばってお金を貯め、遂に自分のお店を持ちました!

でも、「店を出した」=「目標を達成した」=「終わり!」ではありません。それどころか、スタート地点に立ったばかり。

これは当たり前のことで、誰もが知っています。

ウェブサイトの場合

WordPress サイトが完成しました!
ここが「スタート」です。

リアル店舗と同じです。だけど忘れられがち。

「出来上がったら終わり」だと思っている方がとても多いんです。

(昨今、制作者サイドにも「納めたら終わり」マインドの人がとても多く、心から憂えています・・・)

リアル店舗の場合

お店は毎朝きれいに掃除をしてからオープンします。

ウェブサイトの場合

(毎日とは言いませんが)ちょくちょくWordPressにログインして、問題なく稼働していることを確認します。

リアル店舗の場合

5年、10年と営業している間にあちこち傷み、修理の必要が出てきますね。空調設備が故障して、入れ替えを余儀なくされる可能性だってあります。

故障しないまでも、燃費のよい機材への入れ替えを検討すべき時期は必ず来ます。

そしてそれらには必ずお金がかかります。

ウェブサイトの場合

WordPress にアドオン(機能の追加・拡張)しているプラグインを新しいものに替えたり、削除したりします。開発がストップしたプラグインを導入したまま放置すると、脆弱性が発生し、ウイルス感染のもとになる場合も。

リアル店舗だったら当たり前のことなのに、ウェブサイトだと・・・

  • 何もしなくてもいつまでも元気で働いてくれる自動集客マシーンだと思い込んでいる
  • プラグインにテーマにWordPress本体に、はたまたPHPやデータベースの更新・・・こんな手間がかかるものだなんて思ってもみなかった
  • 保守メンテナンスにお金がかかるなんて聞いてなかった
  • サーバー代だけ(月1,000円程度)で運営できるって聞いてたんですけど?
  • 修正や入れ替えにいちいち5,000円とか10,000円とかお金とるの何で?

リアル店舗の場合

テナント店舗の場合、持ち主の意向による閉鎖や引越しが必要になる場合も。

ウェブサイトの場合

お使いの WordPress テーマの開発がストップすれば、テーマ変更やリニューアルを余儀なくされます。必ず起こると心得ておかねばなりません。

この点も、リアル店舗と同じですね。

ここ重要です

5年、10年たつとサイトのフルリニューアルを検討すべきタイミングが来る可能性があることをご承知おきください。

ことり

電気製品や住宅と同じ。ウェブサイトに永久保証は付いていません。

こんなふうにリアル店舗に例えてお伝えすると、ご理解・ご納得いただけることが多いです。

知っておいてください
WordPress のデメリット

ことり

ご依頼をお受けする前に必ずご確認いただいております。

WordPress は、事業をお持ちの方やITが得意でない方が維持管理していくには難度が高いです。

メリットやポジティブな面だけでなく、デメリットやネガティブな面も事前に知っていただき、その上で「WordPress サイトを持つ」選択をしていただきたいなと思っています。

WordPress のデメリット

  • 維持管理・保守メンテナンスを自己責任で行う必要がある
  • 健全に運営するためには正しいセキュリティ管理と知識が必要とされる
  • 正しくできていないとウイルスに感染するおそれがある
  • WordPress・テーマ・プラグイン・PHP・データベースのバージョンを常に最新に保つ必要がある
  • 上記の更新に伴い表示崩れを起こしたりサイトが表示されなくなったりする
  • 迅速に対応・修復しなければレンタルサーバーにサイト表示を止められる場合がある
  • そうした不測の事態に備え日々正しくバックアップする必要がある
  • こうなってから専門家に依頼すると高くつく
  • サーバーやドメインの更新タイミングに気づかず過ごすリスクと付き合わねばならない
  • 「SEOに強い」は WordPress を持っただけでは実現しない

ご依頼に当たって

サイト制作ご依頼に当たってのお願い

  • WordPressのテーマ変更を伴うリニューアルをご依頼いただく場合、ゼロから立ち上げるのに対し工数が増える場合も多いため、別途お見積もりいたします。
    • 検証の結果、ゼロから作り直すことをおすすめする場合もございます。
    • なお、古い情報の残骸が多く残存するデータベースをそのまま使用することは通常おすすめしておりません。
  • リニューアルをご希望のサイトでマルウェア感染など深刻なトラブルが見つかった場合、別途料金が発生します。
  • 会員サイト(無料/有料いずれの場合も)・インターネット販売サイトの構築をご希望の場合、別途お見積もりいたします。
  • サーバーのスペックと事業形態、今後の利用(予定)状況を加味し、サーバー移転をおすすめする場合がございます。移転費用は別途申し受けます。
    • サーバー移転において前サイト制作者様との間にトラブルや折衝が発生した場合、別途費用を頂く可能性がございます。(殊にご契約名義が前制作者になっている場合などにこうしたトラブルが起こりやすいです。)
    • 詳しくなくとも操作しやすく見やすいサーバーと、管理画面がとてもわかりにくいサーバーがございます。
    • 前者はサポートもしっかりしています。問い合わせに対する回答のスピードにもやはり違いがございます。
  • ドメインの移管をお願いする場合がございます。移管費用はサイト制作に含みます。
    • ドメイン移管で前サイト制作者様との間にトラブルや折衝が発生した場合、別途費用を頂く可能性がございます。
  • 一部のWordPressテーマでは、制作に着手する前にテーマ・ライセンスをご購入いただく必要がございます。
    • 例)SWELL、JIN:R、SANGO、Affinger など
  • テーマ変更、サイト移転、リライト、URL構造の変更などを行った場合、これまでのSEO効果を引き継げない可能性がございます。ご承知おきください。
  • 記事の移行は、ショートコードの書き換え等を伴う大幅なリライトの必要がある可能性が高いです。ご自身でのリライトをお願いしております。(作業代行は別途お見積もりいたします)
  • 現行のサイトを維持したままリニューアルされる場合、移行のタイミングでサイトにアクセスできない期間が発生します。(数時間から最長で3日間 / コントロールは不可能)
  • 保守プラン詳細は別ページにてご案内しております。

以下につきまして必ずご確認いただき、ご納得・ご承諾いただいた上でご依頼ください。

ご自身で維持管理される場合
(保守契約をいただかない場合)

  • 納品翌日から2週間の無償対応期間を設けております。無償での維持管理・保守メンテナンスはこの無償対応期間の終了までとさせていただいております。
  • 保守メンテナンスサービス(3,980円/月~)をご用意しております。
  • 保守メンテナンスをご契約いただかない場合、ご依頼者様でテーマ・プラグイン等のライセンスをご購入いただく必要がございます。瀬戸内ことりのライセンスはご利用いただけません。
    • 保守メンテナンスをご契約いただいた場合は瀬戸内ことりのライセンスにて運営を継続いたしますので、ご購入いただく必要はございません。
  • 以下の更新による、または更新が滞ったことによる表示崩れ、サイト表示エラー、機能の停止等の修正には所定の料金がかかります。
    • WordPress本体・テーマ・プラグイン
    • PHP・データベース
  • サーバーおよびドメインの更新忘れによる失効等にはくれぐれもご注意ください。特にドメインが失効してしまうと、他の事業者さんが購入する可能性が出てきます。買い戻しには大変な手間とコストがかかります。また買い戻せない場合もございます。